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MIHO MUSEUM
みほ みゅーじあむ

MIHO MUSEUM


神慈秀明会の会主のコレクションを展示した私立美術館。展示品は2000点を越える。
建築設計はI.M.ペイ。「桃源郷」がテーマ

所在地 滋賀県甲賀市信楽町桃谷300  公式サイト
最寄り駅 JR「石山駅」よりバス
連絡先 0748-82-3411
種類 美術館

開館時間 10:00~17:00
料金 1000円  高大生800円 小中生300円
駐車場 ◎ 無料
休み 冬季 及び 季節の変わり目


訪れた日 2010/7/27(火)
天気 晴れ
滞在時間
よかった度 ★★★★

暑いから今日は美術館だよ、と言われ連れて来られました。
開館10分前についてみると、多国籍な先客たちが敷地内すぐのチケット売り場におられました。その数にギョッ! あれ、ここは外国…!?

人気あるんですね。 驚きました。


バギーさて、チケット売り場からはバギーが出ています。
これに乗って美術館に向かうわけです。

最高で8人のりくらいかな。
何台も稼動しており、3分も待てば次の便がやってきます。

とはいえ、歩いても7分ほどの道のり。
多少坂になっているとはいえ、健康なら徒歩がオススメです。

MIHO MUSEUM 徒歩で 舗装されてて気持ちいい。

MIHO MUSEUM トンネル しばらく行くとトンネル

MIHO MUSEUM トンネル内

よその国では珍しいのか?? なぜか皆さんシャッター押しまくりです。
確かにかわいらしいフォルムのトンネルでしたが。 
長さは100メートルくらい。 抜けると美術館が見えてきます。

MIHO MUSEUM トンネル出たトコ

たぶんここら辺がメイン景観なんでしょう。

あとでいただいたパンフレットもここからのシーンが表紙でした。



館内はこんな感じ。
エントランスは明るくて開放的でしたヨ。
MIHO MUSEUM館内

MIHO MUSEUM 2階から 2階より。モザイク

MIHO MUSEUM 吹き抜け 薄暗い展示室とのコントラストがよかったです。

~コレクションのこと~
2時間ほどかけて、じっくり展示物を拝見しました。
アジアのものを中心に、様々なものが置かれていました。
配置方法も、照明も、もちろん置かれているものも、なにもかも見事で、芸術オンチの私でも「ほほー」とため息が漏れるばかり。

特に驚いたのは
長谷川等伯の屏風、興福寺の観音立像、エジプト神像……。




~ここからは完全に私見です。勝手な感想を書かせてもらいます~

コレクションは貴重ですばらしいものばかりでした。美しいもの、そして歴史の古いものが積極的に選ばれているようです。
前世紀の品も多々ありました。
日本の物はほとんど鎌倉以前のもののようでした。

館内をまわるうちに、私はここの大きな大きなマネーパワーを意識するようになりました。

ここに並べられているものはすべて、ある宗教法人の創始者が集めたコレクションなんです。


特に前世紀に作られた発展途上国の神像なんて見せられると、妙に居心地の悪い気分になりました。
いいんかいな。 Oh Japan Money


当館の成り立ち、的なVTRも見ましたが、どうもぴんと来ません。
人々を救いたい…?
母の一念…??

コレクションを集めるために数百億円つかったそうです。(wikipediaより)
人々を救いたい思いが芸術品の収集に向かうだなんて、なんて迂遠なことでしょう。凡人の私にはぴんとこないのです。


帰ってきてwikipediaで調べてみると、「盗掘品を返して」などの報道が数件紹介されていました。





この美術館のことをある程度知っていたなら、きっと私は訪れなかったでしょう。

どの品も本当にすばらしく、数も多くて見ごたえ十分。建物自体も素敵ですし、スタッフは折り目正しく親切です。
にもかかわらず、入館料は1000円と脅威の安さです。
国内外からお客さんが押し寄せるのも納得できます。

いろいろなことを考えさせられる美術館でした。




MIHO MUSEUM こんぜの里りっとう


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