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とうの

当尾


奈良・興福寺の別所として多くの寺院が建立された地域。
現在は岩船寺と浄瑠璃寺とたくさんの石仏が残る。

所在地 京都府木津川市加茂町  関連サイト
最寄り駅
連絡先
種類 ハイキングロード

営業時間 自由
料金 無料
駐車場
休み -


訪れた日 2010/11/13(土)
天気 晴れ 黄砂吹く
滞在時間 片道45分ほど
よかった度 ★★★★★



当尾の里で石仏めぐりです。
私が歩いたルートは、上記の地図で言うと下から上へ。

岩船寺の駐車場に車を止め、浄瑠璃寺まで行き、拝観ののち岩船寺に戻ります。
駐車場のおじさんに道を教えてもらって、いざ出発♪


道のりは基本山道。 こんな感じ→

が、アスレチック的階段も多いので気は抜けません。
歩きやすい靴は必須。できれば手で持つような荷物はないほうがいいヨ。




不動明王立像(一願不動)
一願不動   一願不動2

なんだただの行き止まりかぁと振り返ったら立派な岩に掘り込まれていました。びっくり!
なんだか怒っているようなお顔です。 一人ぼっちだからかな…?




岩
八帖岩

道に張り出した大きな岩。自動車くらいありました。
棒のようなもので支えているのが可笑しいです。本気?




わらいぼとけ
笑い仏  笑い仏

当尾の石仏の中でも最も知られた阿弥陀三尊像です。蓮台を捧げた観音、合唱した勢至の両菩薩を従えた浄土への来迎を示すお姿の阿弥陀如来です。

はっきりくっきりしたお姿に感動。自然に溶け込んでいる、このナチュラルな雰囲気がたまりません。
お堂の中で堅牢に管理されるだけが、仏像じゃない。




眠り仏眠り仏
この石仏は、長い間土の中で休んでおられます。それでいつの間にか、「眠り仏」の名がつきました。
わらいぼとけのすぐ隣にありました。
たぶんこれだと思います。なにせ就寝中なので存在感が……。




唐臼の壷唐臼の壷(からすのつぼ)

岩にくりっと丸い穴があいています。
調べてみると、唐臼とは昔の農具だったようですね。なるほど形が似ているのかも。




からすの壷二尊  からすの壷二尊2
からすの壷二尊
船型光背を持つ定印の阿弥陀仏、向かって左側に地蔵仏立像がおられます。阿弥陀仏の横に線刻の灯籠、火袋に灯明を供えることができます。

足の裏がくりっとこちらを向いておられます。どんな姿勢?
あぁぁ。阿弥陀仏は見逃してしまいました。左奥にいらっしゃったそうですね。看板もっとよく読めばよかったー。




寺院跡東小随願寺跡

なにやら立派な石段があるゾ。なんだろう。
と思っていたら寺院跡なんですって。
現在は立ち入り禁止。石段の規模から言って、さぞ大きなお寺さんだったんだろうなぁ。




灯籠あたご灯籠

石の灯籠です。ひょろんとした形がかわいい。

ここまできたらあともう少し。道もアスファルトに変わりました。




やぶの中三尊  やぶの中三尊2

やぶの中三尊
正面に地蔵菩薩、向かって右に錫杖を持つ長谷型十一面観音。左の岩には阿弥陀如来坐像。銘文にある弘長二年は当尾の石仏にある年号銘中最古のもの。

最初左の阿弥陀如来が見えなくて、どこが三尊なの~?と思っていたらぬっと現れる。
出現のしかたも面白いです。
”やぶの中三尊”という素朴なお名前もいいですね。




浄瑠璃寺に到着~。
えっちらおっちら歩いて片道45分くらいかかりました。
岩船寺から向かうと道のりはくだり。階段が多いので膝の悪い人なんかは要注意です。


ちなみに、再度岩船寺に戻るには、徒歩かバスかタクシーになります。
徒歩の場合は自動車道を行くより、同じ道をたどったほうが効率がいいとのこと。

私は歩いて戻りました。トコトコ。



いい運動になりましたヨ~。
緑が深くて、空気がうまくて、石仏さがしも楽しくて、とっても満足です。
足腰が丈夫な方なら絶対オススメ。
ぜひ季節のいい時にどうぞ♪



当尾 浄瑠璃寺
所在地

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この日のルート
当尾
浄瑠璃寺
岩船寺
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